一品製作をお考えの方へ


弊社では、常にお客様とのコミュニケーションを大切にし、ジュエリー、アクセサリーの美しさを知って頂こうと
「一品製作」に力を入れています。
しかし、「依頼の仕方が分からない」、「気に入った作品が出来てくるかどうか不安」等々お考えの皆様も多い事かと存じます。
そこで、このページで大まかな「一品製作」に付いての流れを説明いたします。


一品製作の流れ

1:お客様より一品製作についてのお問い合わせ
イメージで結構です。どのような雰囲気、形状か?どのような場面で使用するか?等々なるべく詳細にメール、お電話でお伝えください。勿論直接工房へ御来訪くださいましても結構です。事前にお電話でアポイントの上御来訪ください。(但し、弊社の製作理念に反する物やコピー品の製作依頼等は硬くお断りいたします)


2:ラフスケッチ立案
ある程度、イメージを聞き取りの後、ラフスケッチを描きます。この時点では料金等一切発生しませんが、明らかに冷やかしと思われる場合や言動やデザイン趣旨が二転三転するようなポリシー無きお客様の場合、又は弊社の理念に反する場合お断りする事が有ります。尚、ある程度デザインの方向性が決まっている場合はラフ画を省く場合も有ります。


3:デザイン画立案
ラフスケッチで大まかなデザインを考案後、デザイン画を描きます。通常は3デザインほど製作します。この時点から料金が発生します。円満に作品が納品され、お客様にも気に入って頂けた場合はデザイン画の料金は頂きませんが、この時点でキャンセルになった場合、1デザイン画に付き¥20,000を請求させて頂いております。尚、このデザイン画立案決定後、予定価格の50パーセントをお支払い頂いております。


4:原型製作(作品制作)
遂にカタチになります。ここから原型製作に入ります。作品によって制作方法はまちまちですが、通常細工物(自由鍛造製作品)と呼ばれる作品はこの時点が本製作となります。その場合は 3:で充分な打ち合わせがなされます。一般的にワックスカービングで製作される作品の場合にこの 4:の工程が当てはまります。原型完成後は写真撮影の後、メール又は郵便で写真をお送りしますので確認の上御連絡ください。手直し部分があれば出来うる限り手直ししイメージに近づけます。


5:完成、納品へ
作品完成のご連絡を差し上げます。作品郵送の場合は当方指定の口座へ残金を御振込頂いた後、直接ご来訪される場合はそのときにお支払いいただきます。
尚、作品は特にお客様のお断り無き場合、本ホームページに掲載されます。


以上、大まかに記載いたしましたが御理解頂けましたでしょうか?
しかしこれは飽くまで「一例」に過ぎません。実際はメール有り、電話有り、直接対面で等々・・・・
色々なコミュニケーション方法を取って製作へ向かいます。

それと大事な部分「価格」ですが。
一般的にオーダーといえば、非常に高価格な物をイメージされている方が多く見受けられます。しかしそれはある意味誤りです。
普通、経験を持った技術者にフルオーダーで製作を依頼する事を想像してみてください。恐らく貴方が考えている価格の裕に数倍はコストが掛かるのではないでしょうか。
しかし弊社は冒頭にも記した通り、又コンセプトにもある通り、一人でも多くのお客様にこの喜びを知って頂きたいと考えています。中には技術的に非常に困難なご依頼もありますがその旨は逐一ご説明させて頂きます。
さすがにレギュラー作品と同価格とは参りませんが必ず御納得頂ける価格になる事と思います。


石の持込(リフォーム)等のお預かりについて。

弊社でお客様所有の宝石をお預かりする場合、以下の条件が必要です。

1:規約書に署名、捺印して頂きます。
(極まれに「預けた物と違う」等と難くせをつけ、法外な金銭を請求してくる方々がおられます。― 一般的には、暴●団とも言いますね?―
このような方々からの「自衛手段」とお考え下さい。勿論、石のすり替え等は弊社の信用に関わる問題です。絶対にありえません。)

但し、枠付の状態でお持込になられた石の場合、枠から外すと、欠けていたり、クラックが入っている場合が有ります。
また、これも極まれにですが弱い石の場合破損する事も考えられます。
これはどこでリフォームされても同じリスクです。
その辺りもご了承いただく、と言う意味での「規約書」です。


2:保証料

石をお預けいただく場合、保証料金として¥50、000をお預けいただきます。
作品納品時に差額をお返しいたします。
途中で製作中止の場合は、この料金は返金いたしません。



以上を踏まえた上、御連絡下さいます様、お願いいたします。