サドル・レザー”STD”ウォレット
(バックポケットタイプ)







予てより、御要望の多数有った待望の「ウォレット」の誕生。
ネイティブアメリカン系のアクセを語る上で避けて通れないのが「サドルレザー物」である。
しかし残念ながら、そのクウォリティーと実用性を兼ね備えた商品は今まで中々市場に出なかった。
皮革の下処理もせず、単に切ってミシンで縫って終りという物が殆どなのが現状である。
そんなモノは決して[FOUR‐CORNER]では「作品」として世に出せるわけが無い。
どうも皆さん勘違いされているようだが、サドルとは本来「硬い」素材の革である。それを人為的に柔らかくした革をサドルとして販売している所が多数ある。それはそれで手触りも良いし、「商品」としては客受けが良いのかも知れないが、本当のサドルとは「使い込む内に柔らかくなる」素材なのだ。
最初から柔らかくてフレンドリーな物は「客に媚びる為に柔らかくしてある」と思って頂きたい。
勿論耐久性は段違いにナチュラルの方が勝っている。
最高級のサドルレザーをデフォルトで使用せず、革屋から送られてきた1頭分のサドル(かなりデカイです)を、さらに表面だけで8工程に渡りオイル処理を施す。これにより、使い込んでいったときの表面の艶や均一な風合いが出る。また、1頭分のサドルレザーから取れるウォレットの素材はせいぜい12〜3個程度。そして、切り口の丹念な処理や、床面(裏側)の処理など、一般で売られているサドルレザー製品では到底真似の出来ない非常に手の込んだ作品に仕上げる。このウォレットでは1,5mm、1,3mm、1mmの三種類のサドルレザーを使用している。そして折り返しの部分等は必要に応じて、一枚の革を部分的に厚みを変える加工をして製作。それは決して「贅沢」を目指す物では無く、革を加工する上で至極当然な行為であるが、これが出来ない製作者が多いのも又事実。
そして「縫い方」。
ミシン縫いでは下糸と上糸を使うためどうしても一箇所が切れるとそこからと解けて(ほどけて)しまう。[FOUR‐CORNER]のレザー作品は全て「手縫い」。勿論手縫いミシンなどを使ったものではなく、ひと目づつ丹念に「縛り縫い」を行っている。シニューと呼ぶ筋繊維の糸は、風合いは良いが使用方法によっては強度の点で若干の不安があると感じたので「麻」の糸を使用し、耐久性を高めている。・・・決して「荒々しさ」を感じる作品では無い。感じるのはただ一つ「本物」であると言う事だけである。

そして[FOUR‐CORNER]と言えば「SILVER」。
ボタンはすべて、シルバーで製作。これらはお客様オリジナルでの製作も可能である。ウォレット・チェーンを取り付けるための金具も取り付け可能。ご注文時に問い合わせを。
紙幣の入れ方等、一風変わっているが、全ては使いやすさの為の物。これに付いてもお問い合わせ頂きたい。
(実用新案出願中)

コンセプトは「ジーンズの後ろポケットに入れて使用しても20年使えること。」
その繊細且つ堅牢な仕上げ、風合い等・・写真では伝え難いが、先ずはじっくり御覧頂きたい。


作品名:サドル・レザー”STD”ウォレット


材質:サドルレザー、シルバー、
真鍮プレスクロムメッキボタン基材(スナップボタン金具裏側部分)

カラー:ナチュラルサドル、ブラック、チョコ

大きさ:(約)95mm×147mm×24mm

価格:38,000円




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